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馬場マコト業界全発言

[JAAA REPORT]1999年6号
98クリエーター・オブ・ザ・イヤー賞決定審査委員評
●98クリエーター・オブ・ザ・イヤー佐々木宏氏に対する評
98年が広告的にどんな年だったかと総括するなら、KONISHIKIの寄りのパワー以上に、怒涛の勢いで佐々木氏の年だったと言わなければならない。特筆すべきことは、得意先が変わっていないにもかかわらず、仕掛け、手法、表現がまったく変わっていること。時代に即した広告会社のクリエイティブビジネスとは何かを、氏は体現してくれたと思う。同時に氏が二回目の大賞をとったことは、この賞が思惑や駆け引きなしに、その年の一番優れたクリエーターは誰かという観点のみで選ぶ賞の純粋性が守れたわけで、選考委員として嬉しく思う。氏にはさらなる変容で3回目の挑戦を、広告界のためにも果たしてもらいたいと思う。

● 特別賞山本高史氏に対する評
私は氏の企画に一番時代性を感じた。構造不況化における広告会社にあって、予算がなくてもコミュニケーションが十分に成立することを一連の三井海上のCMで実証した。同時に高齢化社会を迎える私たちと企業とのあり方を紳士に資生堂では見据えた。時代の流れ、変化の中で広告会社の企画者はどう動くべきか、そして受け手にどう返すべきかの回答を出したといえる。ここには、したたかなやさしさに満ちた広告ビジネスマンが存在した。
  
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